お花雑学メモ

 

花暦

日本には四季があり、古来より、季節の節目や行事にはお花を飾って、その訪れを楽しんでいました。私たちも、日々の忙しい暮らしの中に、ほんの少しお花を取り入れて、季節を感じてみませんか。

1月 お正月

大掃除を終え、すがすがしい気分なると、お正月の準備にも気合いが入ります。お客様をお迎えする玄関に簡単なお正月飾りを置いてみてはいかがでしょう? 町のお花屋さんでは、オリジナルの可愛らしいしめ飾りを販売しているところが沢山あるので、ぜひ、のぞいてみてください!玄関に飾るお正月のお花も盛りだくさんです。

2月 節分

「節分飾り」をドア前や門前に飾ると、悪事が来ない1年を迎えられるそうです。柊やまめがら、赤唐辛子は鬼を追い払い、南天や福豆は福を呼び込むそうで、これらを束ねて飾ります。

3月 ひな祭り

ひな祭りは女子のすこやかな成長を祈る節句です。この時期には、桃の花が菜の花と一緒に小さな花束になってお花屋さんの店先でよくみられます。ぜひ手に取ってご自宅の男雛と女雛の横に花瓶に挿して飾ってみてください。お部屋が春めいてぱっと明るくなりますよ。

4月 入園式・入学式・入社式

春は始まりの季節です。期待とともに緊張を感じることも多いでしょう。 優しい色や香りのお花で、心をほぐしてあげましょう。 フリージアやスイトピー、ヒヤシンスなど良い香りがする花やパステルカラーの花を飾ってみてはいかがでしょう。

5月 母の日

日ごろの感謝を伝える絶好の日。大好きな優しいお母さんのイメージにピッタリなアレンジメントをプレゼントと一緒に贈ってみてはいかがでしょう? メッセージカードと感謝の言葉もお忘れなく・・・犬好きのお母さんには、カーネーションを犬に見立てたアレンジなどいかがでしょう。

6月 父の日

クールなお父さんだって「ありがとう!」って言われたいはず! 普段なかなか言えない言葉をお花に託してみましょう。 元気の出るビタミンカラーのかっこいいお花をプレゼントに1本そえて。

7月 七夕

五節句のひとつ。 7月7日の夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをしたそう。笹に似た小さな鉢植えの観葉植物に千代紙などで作った小さな短冊や笹飾りを付けても可愛らしいですね。

8月 お盆

お盆はもちろん、もっとお墓参りに行きませんか? お墓をお掃除して、お花を供えて、ろうそく、お線香に火を灯し、さぁ お参りしましょう。ご先祖様に近況をお話したり、心配事を相談したり・・・はたまた世界平和を祈ったり。 安心感に包まれて、心が落ち着いてくるような気がしませんか?

9月 お月見

「お月見、くださぁい!」 軒先に用意した月見だんごを近所の子供たちが箸や棒で突いて食べにくる「お月見どろぼう」という風習が近年まで日本各地で見られました。今年はもっとお月見を楽しんでみませんか? 黄色のピンポンマムを中心にお好きな草花を添えて。

10月31日 ハロウィン

(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)アメリカでは、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オ・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習があります。起源は古代ケルトの秋の収穫を祝い悪霊を追い出すお祭りだそう。カボチャに落ち葉をあしらって。コウモリランも人気です。「Trick or Treat?」

11月22日 いい夫婦の日

「ありがとう」の気持ちをお互いに伝えあうことができる夫婦って素敵です。 日ごろの感謝を込めて、旦那様から奥様へお花を。 奥様は、素敵な笑顔と「ありがとう!」の言葉を。

12月 クリスマス

街中がクリスマス一色にディスプレイされると、ツリーを飾ろうかしら・・・という気分になる方がいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時は、この時期にお花屋さんでよく催されるリース作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう?少し手を加えればお正月飾りになるようなリース作りを提案されているお花屋さんも沢山あります。忙しいひと時に何かを集中して作るというのも案外気分転換になって楽しいものです。


流通のしくみ

流通の仕組み

関西花消費拡大委員会

関西花消費拡大委員会とは…

関西にて花の普及活動を行い、より多くの方に花へ親しみを持っていただくことで花の消費を促進することを目的に、当市場の卸売業者、仲卸業者、買参人等を中心に2011年3月に結成したのが、関西花消費拡大委員会です。これまでに各種ポスターの制作や、花に関わるイベント「こどもと花のフェスティバル」「花のデザイン祭り」等を実施しています。
 
ポスター制作